2009/02/20 (Fri) 2.色を塗る（ベタ）

＊重要ポイント＊
・必ず肌や髪など線をつなぎきちんと区切ること。
・背景（透明にしたいところ）はキャラに使っていない色で塗りつぶす
・ペインターを再起動したら色の追加をした色も消えてしまうので必要な色の数字はメモが必要。



前回ではペイントを使って線画を描いてみました。
そのまま漫画チャットで使うと線のみのキャラクター、もしくは中が白のキャラクターになってしまいます。
だからといって透過用に使った「JTrim」ではそのような加工は得意ではなさそうなのです。

やはり塗るなら塗るためのソフトを使うべきでしょうね。

ではペイントを使った塗りを少しやってみましょうか。

コレが前回描いた線画ですね。
ただ前回JTrimで塗ったときにあったように線画がしっかり閉じられていないとそこから色が流れてしまって他のところまで塗られてしまいます。
なのでまずは見て閉じられていないところを修正

今回髪の部分だけかな、その部分をブラシで書き加えてつなげました。




ソフトの下に色の選択をするところがありますがその色をダブルクリックするとその他の色が決められるウィンドウがでます。
ただそのダブルクリックした色に上書きされてしまうのでとりあえずつかわなそうな色をダブルクリックするようにしましょう。
そして出たウィンドウが下の２個目の画像です。

「作成した色」というところにある白いところを１回クリックして選択して「色の作成」ボタンを押します。
すると右に色を選べるところが出てきます。
左のカラフルなところで色の「色あい」「鮮やかさ」右のバーで「明るさ」を決定します。
＊よく色が白から変わりません、というのがありますが右のバーが一番上の白になっていないか確認しましょう。

そして「色の追加」を選ぶと左の先ほど選んだところに色が追加していると思います。
「ＯＫ」を押すと最初にダブルクリックした色が今決めた色に上書きされていると思います。

ここで注意したいのはここで追加した色はペイントを一度閉じてしまうと消えてしまうということです。

また違う絵でも同じ色を使いたい人はこのウィンドウの下にある数字の左の縦列か右の縦列をメモしておくといいと思います。

では実際に塗っていきましょう。


ツールはバケツツールこれを選択するとマウスカーソルが変化するのが分かると思います。
バケツは選択した部分と繋がっている部分全てを塗りつぶします。
どこが塗られるか分かりにくいですがアイコンのバケツから塗料が流れてる？部分の先のとがっている部分が今指しているポイントです。

先ほどの色の変え方を使って好きな部分を好きな順番で塗っていきます。

ベタ塗りはコレで完成です。
特に影をつける必要がなければこれでもう使ってもいいでしょう。

でもこのときこのまま持っていって向こうで背景を塗ってもいいですがせっかくここで塗っているので背景も塗ってしまいましょう。

このように目に痛くてもｗ
使っていない色で塗りましょう。このようにする理由は透過処理（例１）で分かるかと思います。

ではこのままＰＮＧ出力して「JTrim」へ持っていき透過作業に入りましょう。
次の記事で出力したものも含めて透過処理（ペイント）３ で透過についての説明をしています。

絵には影もつけてみたい・・
そう思う人もいるでしょう。
ではこちらのカテゴリーでは次に2.色を塗る（影をつける）でペイントを使った影つけをしてみたいと思います。

2009/02/20 (Fri) 2.色を塗る（影をつける）

ではベタを塗った絵に影をつけてみましょう。
私自身ペインタをほとんど触ったことがないため、この方法は効率と出来的にいいのか分かりませんが参考程度にご覧ください。

まず、ペインタで影を描くときにするのは影の塗られる部分を区切らなければなりません。
コレは前回の記事などで説明しています。

なのでその作業から始めたいと思います。


分かりにくいですが左の画像に灰色の線が引かれているのは見えるでしょうか？
ツールは今回鉛筆ツール細かい部分にも線を引くことになりそうなのでこれを選びました。
そして色が塗られる部分を他と区切っていきます。
隙間が出来ないように注意しましょう～。
そしてバケツツールを使って線と同じ色で塗っていきます。
こうやって線と同じ色で塗ると境界線が出ないのできれいに見えると思います。
影の濃さは決まりごとはないと思いますが、地となる色が明るければ影も薄く、濃ければ影も濃く、が一般的かと思います。



上の画像にさらに服の影をつけました。
っとｗここで気づきましたが足の影の入り方が逆でしたねｗ影の部分に地と同じ色を塗りつぶしていったん元に戻し、また鉛筆で線を引いて区切り改めて上を塗ります。

そして髪の後ろ髪が見えている部分、ここを暗く塗ります。
コレをするだけで奥行きが出るので是非お試しを。


髪の影のつけ方については本当に人によって違ってコレがいいとかコレが間違っているとかはいえませんね。
ただ今回はミニキャラなのであまり細かく影を入れるのは避けました。
リアルな絵だったらより細かくなっていくんじゃないでしょうか。

これで影つけ終了です。
完成した絵をみてなんとなく左上から光が当たっているように見えるでしょうか？
何故かこの光のあたり方が絵を描くとき多いようです。私も何も考えていないときは大体こうなりますｗ

・左上に光があれば右下に影が出る。
・上に物があれば下にその影が出る、
・奥は暗い

このくらいを気をつければ大丈夫かな？
大体の説明が終わったらちゃんとした影つけの記事も書きたいと思います。
もしくはハルさんがやってくれたらそちらまで誘導しますー

では透過処理（ペイント）３でベタ塗りのキャラと影までつけたキャラを「JTrim」へ持っていって透過をしましょう。

2009/02/20 (Fri) 透過処理（ペイント）３

さて、もう透過の方法については説明しましたが色を塗った素材でも一応透過確認を。
キャラを描く（ペイント） より2.色を塗る（影をつける）　2.色を塗る（ベタ） で出力したＰＮＧ画像を「JTrim」に読み込みます。




っと、上の方に並んでいるものの中からスポイトの形をしているものを選んでカーソルがスポイトになっているのを確認。
背景の部分をクリックします。
するとその色の部分だけが透過されます。
これで透過処理完了です。

この後名前をつけて保存でＰＮＧを出力をすれば完成となります。

では漫画チャットでテストをしてましょう。

はい、大丈夫なようですね。
このようにしっかり透過ができました。

では３回でペイントからの透過処理を終わります、ありがとうございました。

2010/10/21 (Thu) 1.パーツを合成するソフトのダウンロード

久々の更新となります。
漫画チャットもリニューアルして今回ハロウィンイベントということでキャラクターの素体とパーツが配布されました。リニューアル後絵を描く人も増えたといってもまだ少数。合成とかは透過みたいボタンひとつ、というわけにもいかないとおもいますので簡単にですが出来るだけ作業を細かく解説していきたいと思います。

ここはＣＧ、パソコンで絵なんて全然やってない、そんな人視点でお送りしますのでわかる部分はどんどん読み進めていってくださいね。

ではまずソフトのダウンロードからです。

今回フリーソフト（無料で配布され使えるソフト）を探すにあたってはレイヤー機能、ＰＮＧ出力、ソフト自体が軽い、インストールしない、という部分を重視してみました。

パソコンへの負荷は出来るだけちいさくしたいものですからね。

そんなこんなで選んだソフトは「AzPainter2」というソフトです。

レッツ検索っ。
私の環境はウィンドウズビスタで今回ブラウザはInternet Explorer 8を使用しています。ブラウザの種類やバージョンによって微妙に操作が変わると思いますが同じ機能はあると思うので探してみてください。



検索して一番上に来ると思います、それをクリックするとこのページに飛びます。
ソフトの説明と、下までスクロールするとダウンロードもありますね。それを押します。



この軽さｗ画像一枚レベルですｗ
保存してもいいですし、このまま開いてもいいですね、デスクトップに開かれると思います。



中にはこの６つのファイルがはいってます。左上のソフトの名前がついてるのがソフトの起動アイコンです。
これはインストールしないタイプのソフトなのでいらなくなったらこのﾌｫﾙﾀﾞごと捨ててください。
さて、ぽちっとな


するといきなり全画面でこんな感じになると思います。真ん中にある小さい四角がキャバスですが特に気にしなくていいです。

しかし全画面でやったら他に何も出来ないなぁー、ってｳｨﾝﾄﾞｳを中くらいにしてみると・・・


ツールとかいろいろ出てるウィンドウとメインのウィンドウが別々になってしまうんですね。
ちょっと見づらいのでメインのｳｨﾝﾄﾞｳは全画面でやるのをオススメします。

ではダウンロード、起動まではこれで終わります。

次にパーツのダウンロードで漫画チャットから素材をもらってくる説明にはいります。

2010/10/21 (Thu) パーツのダウンロードから整理

ソフトもダウンロードしたら今度はキャラクターの素体とパーツを取ってきましょうか

みなさん漫画チャットにはよく行くのでダウンロードをする場所までは大丈夫ですよね、
お知らせからこのページにいきましょう



とりあえず今回の説明では女の子のほうを選択です。
右側の緑色のアドレスを押すとその画像のページへ移動します。



するとこのようにキャラクターだけが表示されるページに行くので




マウスで画像を右クリック→名前をつけて画像を保存　を押します
名前はローマ字で書いてあって見づらいと思ったら好きな名前に変えてしまいましょう。
一目でわかるように　キャラ（デフォ）とかそんなのがいいかな？
場所も好きな場所でいいですが今回はデスクトップに保存しました。



上でやったように一つ一つ選んで自分が好きなパーツだけを保存してもいいですし
実はこのアドレスを右クリックして対象をファイルに保存っていうのを押すとキャラのページを表示させずに保存ｳｨﾝﾄﾞｳが出ます。これでささっと全部保存してもいいですね。



キャラの素体とパーツで画像がこんなに増えてしまいました。デスクトップは皆さん綺麗かな？ｗ
物が増えるとごちゃごちゃして見づらいので今のうちにﾌｫﾙﾀﾞ分けするとあとで楽ですよん
もちろんしなくても全然ＯＫですー。



デスクトップの空いてるところで右クリック→新規作成→ﾌｫﾙﾀﾞを押します。これをとりあえずキャラの素体用とパーツ用の２つ。



ﾌｫﾙﾀﾞ名も好きに決めてください、今回はキャラの素体を入れるﾌｫﾙﾀﾞをベース　パーツを入れるﾌｫﾙﾀﾞをパーツ　と名前をつけています。中はこんな感じですね。

これで素材も準備完了です。

ではここからいよいよ合成にはいります。でもその前にまずは準備でソフトを使いやすい状態にします。